ネットサーフィン中に偶然『重曹シャンプー』という言葉を見つけ、実際に重曹シャンプーを始めてから1ヶ月以上経過しました。

結論から先に言います。

重曹シャンプーお勧めです!

さて。
「ねぇねぇ一勢くん『重曹シャンプー』って何?」って聞きたい方が大半でしょうから、順を追って説明しますね。

そもそも『重曹(じゅうそう)』とは?

重曹とは『炭酸水素ナトリウム』のことです。化学式は『NaHCO3』ですね。
他に『重炭酸ナトリウム』や『重炭酸ソーダ』とも呼ばれていますが、略して「重曹」と言います。
なんだか得体の知れない化学薬品の名前のように聞こえますが、別に特殊な薬品ってワケじゃなく、その辺のスーパーや薬局などで簡単に手に入ります。しかも安いです。1kg で300円くらいで買えます。
見た目は真っ白な粉末で、無味、無臭。…いや実際には苦味のあるヘンテコな味がしますが。
なんだか怪しいクスリと勘違いしてしまいそうですが、普通に食べたり飲んだりしても人体に悪影響はないです。これから説明していきますが、むしろ重曹ってカラダに良いんですよ。

『重曹シャンプー』ってなぁに?

その名のとおり『重曹シャンプー』とは重曹で髪と頭皮を洗うことです。
市販のシャンプーなどを使わず、重曹を溶かしたお湯に頭を突っ込み、髪と頭皮を洗います。

『重曹シャンプー』の効果は?

俺が約1ヶ月ほど試してみて、一番驚いたのは抜け毛の量。
髪を洗ったとき明らかに抜け毛の量が減りました。

他にも「頭皮の痒みが無くなった」、「フケが気にならなくなった」、「髪質が良くなった」などの効果が報告されているようです。

なぜ重曹を使うのか?

「なぜ重曹を使うのか?」
その質問に答える前に「なぜ市販のシャンプーを使わないのか?」という質問に答えておきましょう。

簡単に言うと「市販のシャンプーは身体に悪いから」というのがその理由です。
市販のシャンプーは様々な薬品を混ぜて作られていますが、その中には、俺たちの身体に有害な物質がいくつも含まれているんです。

有名なところだと『界面活性剤』です。

あなたが使っているシャンプーの原材料名を見てください。
おそらく『ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩』や『ラウリル硫酸塩』、または『ラウリルエーテル硫酸塩』などの表記が見当たると思います。それが界面活性剤です。
いわゆる洗浄成分で、殺菌作用などがあり、俺たちの身体の汚れを落としてくれるという優れた効果がありますが、それ以上に人体に及ぼす悪影響のほうが問題視されています。
他にも、市販のシャンプーには得体の知れないカタカナ表記の物質がたくさん使われていますよね。それらの中には、保存料、防腐剤や着色料、発泡剤など、髪と頭皮を洗うために全く必要のない成分が含まれています。その多くは人体に有害です。
だから、なるべくそんな薬品を使いたくない。

そこで登場した解決策が『重曹シャンプー』ってワケです。

市販のシャンプーが原因で抜け毛や頭皮の異常に悩まされることはあっても、重曹シャンプーではそのような問題は起きません。
重曹溶液は単なるアルカリ性の水溶液に過ぎず、人体への悪影響はまったくありません。
しかしながら、消臭作用や殺菌作用もありシャンプーに最適です。そのアルカリの成分が余分な角質や皮脂の汚れを取り除いてくれます。また血管を拡張して血行を促進する働きがあるようで、抜け毛やハゲの予防にもなります。おそらく白髪なども減るんじゃないでしょうか。

質問は「なぜ重曹を使うのか?」でしたが、今の俺の観点から言えば「なぜ重曹を使わないのか?」という質問のほうが自然です。

実際にあなたも今日から早速試してみて、数週間もすれば「なぜ今まで重曹を使わなかったのか」と思うようになるはずです。

『重曹シャンプー』ってどうやるの?

ネットで検索してみると人によっていろいろなレシピがありますが、当然ここでは俺自身が実践している方法を紹介します。

まず洗面器にお湯を汲み、そこに重曹を加えます。重曹の量は大さじ4〜5杯くらい。いや実際はもっと入れてるな。テキトーに、感覚で「このくらいで充分かなぁ〜」ってくらいドバドバ入れちゃってます。
軽く手で混ぜて重曹を溶かし『重曹溶液←?』の完成。

浴室の床に洗面器を置いて頭を突っ込んじゃいます。

そんでワシャワシャと頭皮をマッサージするように洗います。
後頭部のあたりは洗面器に浸からないので、溶液を手ですくいかけながら洗っていきます。

洗い終わったらシャワーなどで洗い流し、その後はトリートメント。

これは重曹シャンプーの欠点なのかもしれませんが、重曹で髪を洗うと髪がバサバサになります。

特に長い髪の女性は、しっかりトリートメントしないと「あぁ、もう重曹シャンプー最悪!」なんてことになりかねません。
実際、俺の知人の女性も最初のうちの慣れない頃は重曹で髪を洗うのを何度も止めようと思ったそうです。
そんなわけで、いつもよりも長い時間をかけてしっかりトリートメントしておきましょう。

リンスは市販のものを使っていますが、もしここでも自然派にこだわるなら、リンゴ酢をベースにハチミツとローズマリーオイルを混ぜた特性トリートメントが良さそうです。

『リンゴ酢 + ハチミツ + ローズマリーオイル』

リンゴ酢にはクエン酸が含まれており、弱酸性で肌に優しく、ハチミツには強力な殺菌作用があり、ローズマリーオイルでトリートメント効果と香りをプラス。

初めにこの方法で重曹で頭を洗うことを試すと、洗面器に浮かんだ抜け毛を見て驚くかもしれません。「こんなに抜けてるのか!」って。
普段、市販のシャンプーを使っていると、真っ白い泡に隠れてその抜け毛の量に気付いていなかっただけなんですよね。

しかしその抜け毛の量にも、2週間ほど経過すると慣れてきます。
…というよりも、抜け毛の量が明らかに著しく減ってくることを確認できると思います。

ちなみに俺はまだ完全には市販のシャンプーを卒業できていません。
実際には週に一度くらいの割合で市販のシャンプーを使っています。

その理由は「市販のシャンプーがまだ残っている」から。

これが無くなったときが、100% 重曹シャンプーに移行するときでしょう。

(追記:市販のシャンプーもまだまだ手放せませんね。)

『重曹洗顔』も試してみよう!

これはまだ実験途中なのですが『重曹洗顔』も良さそうですよ。

やり方は『重曹シャンプー』と似ていますが、それよりもちょっと過激です。
手のひらに重曹を取り、そこにごく少量のお湯を加えます。ティースプーン1杯にも満たないほど少量のお湯なので、当然、重曹は完全には溶けません。
でも、それでいいんです。わずかにざらついたその重曹で顔を洗います。
スクラブ効果を狙ってます。気持ちイイですよ。洗顔後も意外とサッパリします。

さらに『重曹入浴』を!

これは一度だけしか試していませんが、浴槽に重曹をドバーッと加えて手軽に『温泉』を再現することもできるようです。
先日 500g の重曹を一袋すべて使い切って重曹入浴を試しました。

俺の身体よりも、それ以上に湯船が綺麗になりました。

ぜひ『重曹シャンプー』をお試しください。

そんなわけで、読者の方にはぜひ『重曹シャンプー』を試していただきたい。

重曹は薬局などに行けば安いもので1キロあたり 300円程度で購入することができます。

わずか 300円!
その投資効果は俺が保証します!

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